3Dキャラ制作入門講座
VRoid Studioを使って簡単に3Dモデルを作る方法
１．まずはダウンロードしよう
①以下のページからVRoidStudioを無料ダウンロードしましょう。
２．完成イメージの言語化
作成する前に、大体どのようなイメージのキャラクターを作るか考えます。
この作業をやっておくと、素材集めがやりやすくなると思います。
以下の項目は、アバターを作成する際に抽出した項目です。
2-1.考えた項目
身長→高、中、小
体型→大人、ロリ、中性的
顔つき→セクシー、クール、キュート、萌え
髪型→ショート、ロング、ロングカール、ミディアム、ミディアムカール
ケモミミ等→必要があれば
服の系統→セクシー、クール、キュート、萌え３．素材集め
3-1．プリセット(あらかじめ用意された素材)だと「VRoidっぽい」
Vroid Studioはあらかじめ、髪型や服装が設定されていますが、それらだけで作成するといかにも「Vroidっぽい」仕上がりになってしまいます。顔とか肌の質感が独特なので、一度触ってみるとなんとなくわかると思います。
これはプリセットのみで1分で作ったアバターです。
すごく「Vroidっぽい」仕上がりですね。
0円で配布されている素材があるため、それらを集めるだけでもオリジナリティのあるキャラクターを作ることができます。
VRoidで検索し、価格の上限を0円にすると無料素材だけ検索できます。
服や靴は全部0円素材を使用しています。
3-2.集めるべき素材一覧
・服テクスチャ
・靴テクスチャ
・目、瞳のテクスチャ（アイライン、まつげなども）
・肌テクスチャ（舌も含む）
・髪テクスチャ
※その他いろいろ無限にあります。
すべてにテクスチャと書きましたが、VRoidは素材となる人形（プリセット）に、素材（テクスチャ）をぺたぺた貼っていく作業を経てオリジナリティを出していきます。
ここまできてやっとモデルの作成です。
まずは女性か男性を選びます。
読み込まれたモデルはなんとも言えない。ここからスタートです。
４-1．パラメーター調整
モデルの細かいパラメーター調整については、直感的に操作しています。
例えば、ロリっぽくしたい場合には、目の位置をやや下に持ってきたり、顎を丸くしたりなどです。
イメージしにくい場合には、好きなキャラクターの画像などを見ながら調節してみるのも手だと思います。
先ほど集めた素材は、それぞれの項目の「カスタム」→「テクスチャを編集」から読み込みます。
するとテクスチャという項目が開くので、そこの「レイヤー」右側にある画像マークをクリックし、素材をインポートします。読み込んだ後は、デフォルト画像を削除か非表示にしておきましょう。
レイヤーの横にある画像マークから、素材を選択
主に目、眉毛、鼻、口、などはこの操作で素材を配置することができます。
4-3.服素材の読み込みには注意が必要
少し注意が必要なのが服のテクスチャを読み込む場合です。
服素材には元の形となるプリセットがあり、そのプリセットの上にダウンロードした服素材を貼り付けるイメージとなります。
衣装に関しての細かい設定等については、「3Dキャラ制作中級講座」で説明していますので、そちらをご覧ください。
4-４.髪型素材、プリセットについて
VRoidのプリセットの髪型だけでは、好みのモデルを作成できないこともあるかと思います。また、プリセットはかなりテカテカした質感なので、やはりVRoidっぽさを抜くためには髪のテクスチャも変更すべきだと思います。
髪型に関しての細かい設定等については、「3Dキャラ制作プロ講座」で説明していますので、そちらをご覧ください。
５．微調整
テクスチャや素材をインポートできたら、とにかくパラメーター調整をたくさんさわってみて、自分好みのモデルに近づけていきましょう。
作成しているときは魂が抜けたようなモデルも、ポーズをとらせてみると生き生きしてきます。
作成途中でも、様々なポーズをとることができます。
６．VRMファイルとしてエクスポートしよう
右上の書き出しボタンから「VRM形式でエクスポート」を選択し、VRM形式でダウンロードすることができます。
今回は、入門編としてVroidoの基本的な使い方をご紹介しました。
まずは、設定項目などをいろいろ触ってみて、ＶＲｏｉｄになれてください。
中級編では、衣装の変更方法などについて、詳しい説明をする予定ですので、お楽しみに！
